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年金に頼れない世代が下層老人にならないための30歳からの考え方 [独り言]

 
年金に頼れない世代が下層老人にならないための30歳からの考え方としての結論。
それは、今の10~30代の若い層は、「生涯年収」が死ぬまでの全ての可処分所得になる時代への準備をしないと大変ってことだ。 年金だけに頼れない時代はそういう事を意味している。
 
私は1959年生まれだ。
約40歳まで好きな仕事が出来てればいいやって感じで生きてきた。
23歳から41歳まで過ごした音楽業界は私には心地の良い世界だった。
しかしミュージシャンにしてもスタッフにしてもかなり実力と収入が比例する世界だったので、
実力不足の私のこの間の総収入は年齢平均ギリギリか若干下回っていたと思う。
収入が不安定な時期もあったので、常に短期的視点でしか人生設計を捉えることが出来なかった。
年金も未納時期が多く、受給資格を得るのは事実上困難な感じになってしまっていた。

41歳で音楽業界を辞め、運よく、とある一部上場企業に転職した私は、
それまでよりも若干収入が増えたこととや、相対的に音楽業界よりは労働時間が少なかったため
自分の将来について落ち着いて考えられるようになった。

ある日、私は自分が仮に80歳まで生きたと仮定して、同じ水準の生活をした場合、
一体幾ら必要になるのかエクセルを使って単純計算してみた。
まあ、計算するまでもないのだが、41歳時の年間支出を80歳まで続けると仮定し、
なおかつ、60歳で退職したと仮定しても数千万円以上必要であることを認識したのだ。
とても41歳時の年間支出なんて80歳の段階では不可能なのだ。

私は自分の老後設計について、初めて現実を知ったのはこの時だった。
背筋が寒くなった・・。

私はその当時、年金未納期間が多くあったために、受給資格はゼロだ。
(その後法改正で10年以上の支払いで受給資格を得られるようになったので月に数万円はもらえそうだが・・)
従って定年後までに、一定程度貯蓄をして、切り崩す形に持ち込むか、現役で同程度の収入を得られる仕事をしているかの2つの選択肢しかないということが分かった。現役で同程度の収入を得られる仕事をしているかについては相当ハードルが高そうだ。
また、引退後は、41歳時点の生活の70%程度もしくはそれ以下になりそうだということも分かった。
最も困りそうなのが住む場所の確保だが、音楽業界時代の低収入がアダになって手持ちの貯蓄が圧倒的に足りないということが問題だった。

普通のサラリーマンで1960年以前に生まれた人たちは、年金受給者になると1人当りだいたい17万円程度の年金を受給できる。夫婦で月額25万円程度だ。
余程の例外でもない限り、殆どの人たちは日常の生活はこの金額内に収めることになる。
貯金があれば、日常以外の支出に回す事が可能だ。
そしてこういうちゃんとした人たちはだいたい持ち家がある。
だから贅沢さえしなければ割合と普通に暮らす事が可能だろう。

私の場合、これに全く当てはまらない。
多分今の若者も私のような感じになるだろう。
私の場合、殆ど年金に頼れないため、生涯年収の中でやりくりするしかないという事だ。
しかし、生涯年収で老後まで生活を維持するのは相当大変なのだ。
現代において国民の平均的年収は480万円だ。35年働いても総額約1.7億円。手取り1.2億円。これで平均寿命まで食つなぐというのが日本国民の平均的人生設計だ。

そこで私は41歳から60歳以降の生活レベルを想定しながら、生活レベルをできるだけ抑え気味にし、
かといって貧乏臭くならず、そして貯蓄を徹底することにした。
40代~50代前半って、ある意味サラリーマンのキャリアの完成時期で、
支出的に自分の買いたいモノを買える年齢である。
私の友人は、独身貴族なんだから高級車を買ったり良いもの食べたりすりゃいいじゃん、などと
けし掛けたのだが、私は元来買い物が好きでもないし、欲しいものもカメラ位と、
あとはコンサートに行く位だったので、支出的には30代前半のままを維持できた。

そして私が家計簿をつけ始めたのはこの時期だ。
自分の収入と支出を自分に沁み込ませるためだ。

そしてそれから16年が経過した。

60歳で定年したとして、私が安心して平均余命まで生きるには、どうやら最低でも65歳、出来れば古希近くまで何らかの仕事をしていないとならないようだ。
それで定年直後に露頭に迷う事だけは何とか避けられそうだが、年金だけでは全く生活できないし、
貯金の切り崩しは必ず預金残高の終了日が来てしまうため、やはり退職後の自分の労働場所にも配慮して
生きて行かねばならないのだ。

私の古巣の元音楽業界人には大金持ちと貧乏人しかいないようだ。
嘗ての私と同じように好きな仕事だから辞められないという考えで
キャリア設計を上手く組み立てられなかった人たちは総じて貧乏人になっており、特に老後の生活設計が悩みの種なのだ。

特に40歳を過ぎてからの転職は、人生のその後を決定してしまうため、相当な覚悟でやった方が良いです。
私は幸運にも一部上場会社に潜り込み、比較的恵まれた職場環境で過ごす事が出来たので、
社会人前半の収入ロスの一部を取り戻す事が出来たが、
それでも社会人前半の収入ロスの影響は大きく、
古希まで働かないといけないような現実を突き付けられているのです。

困ったのは何歳まで生きるかが不明なのと、いつまで健康でいられるのが何年かが判明しない点です。

現代を若者として生きる皆さんに言いたいのは、人生はある程度自分の意思で設計を必要とするという現実だ。
官僚連中が国の金を横取りして天下り先を作って結構な年齢になっても働ける労働場所を確保しているが、
頭のいい奴ってのはそういう事まで良く知っているんだなと分かる。

そういう意味でも年金だけでは暮らせない時代の方々は生涯年収が全てになってしまうため、
早めに対策を打っておいた方が良いというのが本文の趣旨であります。
私はギリギリでしたがね・・・・。









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